【Anno 1800】19世紀産業革命の街づくりゲーム

Anno1800は街づくりゲームです。
街づくりゲームではシムシティやCities: Skylinesあたりが有名ですが、Annoシリーズは作られる建物やユニットが年代ごとの特色を反映させたものになっているため、何も考えず配置していくだけでもその時代の雰囲気が出てくるので、その時代の雰囲気が好きな人にはとてもおすすめです。
プラットフォーム | Windows |
ジャンル | シミュレーション |
発売日 | 2019年4月16日 |
開発元 | Ubisoft Blue Byte GmbH |
Anno1800はどんなゲーム?

2019年4月16日にドイツのUbisoftから発売された街づくりゲームです。
ジャンルはシミュレーションですが、他の街づくりゲームとは違い、他の国の街を侵略して自分のものにするなど、ストラテジー要素も多分に含まれます。
19世紀の産業革命の中でもイギリスが中心となっているようで、文明の発展とともに街を作っていくのですが、その時代の特徴であるビクトリア様式の建物がとても良い雰囲気を出しています。
一見よくある街づくりゲームの様に見えますが、Anno1800では需要と供給のバランスが最重要となります。
最低限の需要が満たされなければ人は住まないし、働き手が必要な工場などの施設は機能しません。
逆に住民が求めるものを不足なく供給できれば人口が増え上限に達するとランクアップして、一次産業やパブといった簡単な仕事しかできなかった農民たちが鉱山や工場で働ける労働者となり新たな生産と利益を生み出します。
このため物資のインフラ管理を重視したストラテジーゲームという位置づけなのかなと思いました。
ゲームモードによる遊び方の違い
キャンペーンモードでストーリーを追う

キャンペーンモードではストーリーの進行に合わせて必要な物資を集めたり、護衛任務のために必要な船を作ったりしながら都市を発展させていくので目的が明確でとても進めやすいです。
あらすじとしては貴族である父親が亡くなり、その際に叔父に領土を乗っ取られるも残された財産で妹が購入した無人島からやり直していくところからストーリーが始まります。
叔父から発展への皮肉を言われて邪魔されたり仕返ししたり、山の向こうにある資源を利用できるようにするため山を爆破したりと、いろんなイベントが発生してお話自体も結構面白いので楽しめました。
クリア後はサンドボックスモードへ移行するので、そのまま都市開発を進めて続きを遊ぶことも出来ます。
サンドボックスモードで自由に遊ぶ

サンドボックスモードでは配置される島とスタート地点がランダムで決定されます。
途中でクエストが発生するものの受けるかどうかは自由かつ最終目標が提示されないので、武力ですべてを支配するプレイや、株式を買い占めて資本で利益を上げるプレイ、海賊含め全員と和平を結んで共存できる世界平和を目指すなど、様々楽しみ方ができます。
難易度や登場NPC、島の数や大きさなど様々な項目をカスタムできるので、自分のプレイスキルに合わせて設定できるのも魅力です。
シナリオモードで目的毎に沿って遊ぶ

用意されたシナリオに沿って目的を達成するゲームモードです。
キャンペーンモードをクリアしたあと、サンドボックスよりも目的を持ってプレイしたいという場合は是非遊んでみてください。
マルチプレイモードで対戦or協力プレイ

勝利条件を設定してフレンドとチームを組んで協力してNPCと競争したり、フレンドと敵対勢力となり先に勝利条件を達成するのを競うこともできます。
マップ

最初は旧世界と呼ばれるヨーロッパ~アジアの舞台で開始されます。
ある程度発展してきたら新世界(Anno1800ではアメリカ~南アメリカあたりを指す)という別のマップへ行けるようになります。
新世界では建築様式もことなっており、これまでとは異なる物資を生産できるので、新世界を開拓すればするほど旧世界も更に発展していきます。
両マップはそれなりに離れているようで、船で物資を移動させる際にはそれなりに時間がかかります。
探索

船で探索を行い新世界を発見することで新世界へ行けるようになるのですが、その後も探索を行うことができ、通常では入手できないアイテムを手に入れることができます。
何が手に入るかは探索の目的や難易度によりある程度は決まっているもののランダムですが、基本的には入手して損はしないものばかりです。
持っているかどうかで発展具合にかなり差が出てくるので積極的に探索を行っていきたいところです。
個性あるNPCとどう付き合うか

登場するNPCによって行動指針がかなり異なります。友好的に接してくれるNPCもいますが、常に警戒してきて早い段階で攻撃を仕掛けてくるNPCもいます。
NPCと同盟を結ぶと自分が攻撃を受けている時に助けてくれたり、逆に同盟NPCが攻撃を受けていると助けたりして敵対勢力に対抗することができます。
海賊もおり最初から敵対関係ですが、交流する中で友好関係を築くことも可能です。
DLCが豊富

この記事を書いている2022年7月23日時点ではシーズンパスが4まで出ており、シーズンパスはいくつかのDLCがパックになったお得なセットです。
欲しいDLC毎に購入することもできます。おすすめはシーズンパス2で追加された「ライオンの大地」です。こちらは旧世界、新世界と別の新マップなので新たな世界を開拓することができます。
配信プラットフォームはUbisoft
購入はブラウザからも可能ですが、ゲームプレイはUbisoft Connectというアプリが必要です。SteamやPlayStation Storeみたいなものです。
以下のURLで動画も紹介されているので気になった人は雰囲気を見てみると良いと思います。